価値観や概念で決め付けずに

遺産相続において、よく悩みとして聞くのが価値観や自分が持っている既成概念の違いですよね。
例えば、兄弟の中で自分達夫婦が親の介護を受け入れ、奥様もしっかりといわゆる下の世話までしてくれて、安心してあの世に送り出したという状況なら、一般的な概念や価値観なら、遺産を譲るとか、金融財産の分割を求めても、家などは、口を出さないからそこに暮らしていいよと言ってくれると感じてしまいます。
しかし、兄弟のパートナーがもらえるものはもらっておけという考え方になる人かもしれませんし、いざ、相続の段階になると欲に負けてしまう人もいないとは限りません。
ですから、そういったあやふやな、感情や心の動きに期待するのではなく、相続相談をしておきましょう。
そういった知識があれば、引き受ける時に遺言を書いてもらうことが条件とか、アドバイスしてもらえるかもしれませんし、それがなんだかやりにくいことなら、専門と話し合って相続相談の中で最善の方法を考えておけるでしょう。

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