よく、自分は大した資産を持っていないので、死んでしまった後のことは考えなくていいみたいなことを言っている人がいます。
しかし、私の意見としては、遺産の規模には関係なく、しっかりと相続相談をしておくべきであると思っています。
反対に、田舎の農村で先祖代々から受け継いできた広大な土地があるとかの場合なら、仕来りや暗黙の了解で、長男が家を継ぐみたいな感じで揉めないかもしれませんが、核家族で子供がそれぞれ出て行っていて、あなたが亡くなったらその不動産をどうやって分担するんだと、揉めてしまうかもしれませんよね。
そんな感じで、別に資産の規模が少ないからと、放置しておいて自分の子供などが争うような展開になったら、あなたは死んでも死に切れないはずですよね。
そのような事態に陥らないためにも、しっかりとその資産をどのような形にして引き継ぐのかを考えておく必要がありますし、それをしっかりと法律に基づいた形で実行するためには、相続相談をするべきなのです。