2013年7月アーカイブ

子供が成長して、自分たちも年齢を重ねてくると、いよいよ最後の後始末とでもいいますか、我が家の財産であるものを次の世代に受け継がせていく遺産相続の問題が起きてきます。事業者の方ですと、事業承継の問題もあるでしょう。
いずれ亡くなるとしても、本人の意向や法律的な事もあることですし、やはり確実な方法で残していくことが望ましいのです。
税金の問題も無視できません。後数年すれば法案が改正され、新たな相続税や基礎控除の引き下げなどが適用されることになるので、それに伴って対象者が多く出てくることになるのですから。かといって、生前贈与を行えば、贈与税がかかり、どちらが得かは素人にはわかりません。税金以外の問題についても、一般的に素人は、難しくてどこから手につけて良いものやら分らなくなります。
専門の書物などを購入して読んでも、専門用語なども出てきて解りづらいものです。
このような時にこそ法律事務所などで相続相談をされるといいのです。
弁護士などの方々でしたらプロであるだけに、豊富な知識と経験によって的確な判断をして下さることでしょう。
金銭関係の問題は特にこじれやすいので、家族同士が争う事なくスムーズに解決させて下さると思うのです。

人間50歳を過ぎてくるとそれまで考えなかったことを考え出してくるものです。
例えばお墓のことです。
先祖代々などと考えたこともなかったことを考えてしまうものなのです。
自分の財産をどのように継承させるかと言った事も考え始めるころです。
相続に関して相談事は、専門家に相談することが第一条件です。
遺言にせよ、相続税対策にせよ、専門家でなければ、相談の意味がないのではないですか。
相続相談は、信頼できる弁護士さんや税理士さん、そのどちらも必要になってくるでしょう。
それが例えば商売をやっていて事業承継をする必要がある場合はその専門家に加えてその承継させる人も加えなければならないでしょう。
その過程や事情を知っておくことが必要で、何をどうやったかを知っておく必要があります。
もし遺産相続のことを相談するなら相続人も加えた方が良いかもしれません。
相続はスムーズにいくことを望むでしょうが、骨肉の争いになる事もまた事実です。
どのようにしたら争いが無くなるのか、早い段階から準備しておいた方が良いのです。