今も昔も相続問題でモメるというのは何ら変わっていませんから、自分の死後親族の関係がギクシャクしてしまうのが嫌な方であれば、自分が生前の間に専門家にしっかりと相続相談しておいて、残された遺族に自分の財産をどうやって分配するのかを決めておいた方が良いと思います。
とは言っても「自分の子供達は兄弟仲が非常にイイから、そんな事をワザワザしなくても大丈夫だろう」と安易に考える親御さんが大半かと思いますが、相続問題で大モメして殺人事件に発展するようなケースは少なくないのが現実ですから、残す財産が多い方であれば尚更分配方法は明確にしておく必要があります。
人間誰しも自分の死を考えるのは嫌なものでしょうが、生物として産まれたからには死というのは富める人も貧しい人も等しく確実にやって来ます。
死の直前になって慌てて準備しようとしても当然間に合いませんから、最低でもご自身がまだしっかりしていて、少なくともあと二年は生きられるなといった元気な頃から専門家に相続相談しておくのが賢明です。
2013年11月アーカイブ
いい人生を過ごしてきて、後に残されたやるべきことは穏やかな余生を過ごすことだけだと感じている方は幸せです。
しかし、相続人がいるのなら気を付けておかなくてはならない事があります。
あなたが仲の良い家族だと自負していても、相続が起きれば亀裂が入らないとも限りません。
私の家族に限っては大丈夫だと考えていても、相続問題で憎しみ合ったり争いが起きて不仲になるなんてことは良く聞く話です。
あなたが亡くなってからそんな悲しいことが起きないためにも相続問題に真剣に取り組みましょう。
具体的に何から始めればいいかと言うと、司法書士など相続の専門家に相談することが正解です。
例えば財産を分割するときの割合や、不動産に対する評価額を見積もって分割したり、またそれが賃貸を含んだりすればさらに複雑になります。
また、相続が発生すれば税金の問題も出てきます。
これらを全て理解して問題が起きないようにするにはプロの力を借りるべきでしょう。
残された時間で効率よくその仕事をこなすには相続相談を司法書士にお願いしましょう。