個人が亡くなることで発生する相続問題があります。
法律上も遺言などがなければ法律が優先となり、親族の家族構成などを元に決められた比率で相続することができます。
しかし、法律で定められてはいるが、介護を行っただとか家族は両親をほったらかしにしていたなどなど様々な心象的要因が重なり、不満が発生することもあります。
そこで親としては遺言状を残すことで、平等に分け隔てなく相続させるということを考える人もいます。
しかし、実際考えてみると誰に相続させるか、誰に比率を多く分配するかなどで悩むことが多くあるそうです。
そこで相続問題については事前に専門家と相続相談をすることがおすすめです。
専門家であれば法律上の分配比率などを考慮、あるいは身内の親に対する献身的な態度などを考慮してくれた上で、公平に分配できるように案を出してくれるので、安心して事前に考えることができるでしょう。
相続相談に困ったらお近くの弁護士事務所へ相談されることをオススメします。
2014年1月アーカイブ
近しい親族の方が亡くなられる悲しみは計り知れませんが、実際は悲しみに浸っている間もないほど様々な事務手続きに追われることになります。
その中でも、最も煩雑で、かつ神経を尖らせなければならないのが、遺産相続でしょう。
相続するのが現金だけなら、必要な事務手続きはせいぜい預貯金口座の名義変更くらいでしょうが、大抵の場合は、家や土地などの不動産も相続対象に入ってくると思います。
不動産を相続した際に必ずすべきことは名義変更、つまり相続登記です。
相続登記は、口座の名義変更などとは違って、とても煩雑です。
中には、手続きの煩雑さを嫌がって、相続登記を行わずにそのままにしている人もいますが、これは絶対に止めてください。
登記の名義変更をしなければ、その不動産があなたの所有であるという証拠はどこにもなく、仮に第三者が不動産の権利を主張すれば、最悪の場合、不動産を取られてしまう可能性もあるのです。
一般の人には難しい相続登記も、相続相談のプロである司法書士に依頼すれば、確実に行ってくれます。
面倒臭がらずに、最寄りの司法書士にご相談ください。